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「家づくり」耐震等級ってなに?初心者の方に分かりやすく解説!

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家を建てたいけど「耐震等級」って何?
耐震等級3でないと危ないの?

本記事は上記のお悩みを解決します。

家づくりをするにあたり、必ず出てくるワードが「耐震等級」です。

地震大国の日本で家を建てる際にはとても重要視されるポイントでもあります。

これから家づくりをされる方に向けて分かりやすく「耐震等級とは?」を解説しているのでぜひ、最後までご覧ください。

初心者に分かりやすく解説!「耐震等級」ってなに?

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耐震等級とは、住宅の強さ・強度によって等級を分類した性能表示です。

住宅よ性能表示制度を定める「品確法」に沿って制定されたものになります。

耐震等級は「1」「2」「3」と3段階あります。

数字が大きくなるほど強度の高い家となります!

では、次に耐震等級1.2.3それぞれの特徴と定義をご紹介します。

「耐震等級1.2.3」それぞれの特徴と定義

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参照:https://www.maruo1.com/blog/22072/

上の図にあるように、耐震等級3が最も地震に強い住宅の指標になります。

耐震等級1

耐震等級1は建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たす水準です。

いわゆる「新耐震基準」と言うものです。

1981年6月1日に建築基準法が改正され、この日以降に建築をした建物に対しては必ず、耐震等級1をクリアしないといけません。

耐震等級1の定義は数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度=阪神・淡路大震災や2016年4月に発生した熊本地震クラスの揺れ)に対しても倒壊や崩壊しない。

また数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度となっています。

耐震等級1が取得できれば阪神・淡路大震災レベルの巨大地震が来ても「倒壊」はしませんが「損傷」しないというわけではありません。

耐震等級2

耐震等級2は耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準です。

耐震性などが高く長く住める住宅である長期優良住宅の認定は、耐震等級2以上の性能が必要になります。

>>「家づくり」長期優良住宅ってなに?取得するメリットは?

災害時の避難所として指定される学校や公共施設は、耐震等級2以上の強度を持つことが必須です。

耐震等級3

耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示しています。

耐震等級の中では最もグレードが高く、災害時の救護活動などの拠点となる消防署・警察署などの多くが耐震等級3となっています。

100年に一度の巨大地震が起きても「倒壊」しないことはもちろん「損傷」も最低限にとどめ、修繕費用の掛からない強い家が「耐震等級3」という指標です。

>>【意外と知らない】地震保険って全壊しないと保険が降りないだてホント?

「耐震等級3相当」という表現に注意!

住宅の施工事例や、住宅のパンフレットなどで情報収集していると「耐震等級3相当」という謳い文句をよく見かけると思います。

住宅営業マンも「うちで家を建てると耐震等級3相当の強い家が建ちますよ」などと「相当」という曖昧な表現をすることがよくあります。

「相当」とは、「その物事に匹敵する、その物事と同じくらい」という意味があります。

つまり、「耐震等級3相当」とら、耐震等級3と同じくらいということになりますが、実に怪しいですよね。

なぜそのような表現をするのでしょうか?

「耐震等級3相当」は正式な証明ではない!

正式な耐震等級の基準を受ける為には、専門機関である住宅性能評価機関による正式な検査に合格して、証明してもらう必要があります。

しかし、この正式な検査を受けるためには、費用がかかります。

その為、正式な検査を受けていないが、耐震等級3と専門機関によって認定を受けた家と同じレベルの建築部材を使用するなどして、耐震等級3と同等の耐震性を示すことを「耐震等級3相当」と言います。

つまり、正式な認定を取るとお金がかかるから認定を受けない(お金をかけない)為、「耐震等級3相当」という表現になるですね!

ただ、それを鵜呑みにしていまうことは危険です。

必ず、どういう根拠があって「耐震等級3相当」なのか?を工務店に確認してくださいね。

>>「耐震等級3」は必要?耐震等級3を取得するメリット・デメリットをご紹介!

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まとめ

耐震等級には「1.2.3」とあり、耐震等級3が最も耐震性に優れたお家となっています。

地震大国の日本で家づくりをするにあたり、耐震とは切っても切れない存在ですので、

ハウスメーカーや工務店の営業マンに耐震等級3は取得できるのか?ぜひご確認ください。

今や、日本で建築する家は巨大地震でも倒壊しないのは当たり前です。

倒壊しないことを大前提にいかに損傷を負わない強い家を建てるか?が重要視されます。