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【25歳パパ】妻が緊急帝王切開に!息子が帝王切開で産まれた日のお話し

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2021年で25歳を迎える筆者は、同年に小さな息子が誕生しました

決して順調とは言えない妊娠ライフで、最後は緊急帝王切開を経て生まれてきました。

本記事では、妻が緊急帝王切開で命懸けで息子を産んでくれた日のお話をしようと思います。

帝王切開を予定している方は参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください(特に旦那さん)

逆子が原因で帝王切開の予定が組まれる

 

息子がまだ妻のお腹にいるころ、ずーっと逆子でした。

産科の先生から教わった逆子体操を毎日やるも治らず、ついには帝王切開での出産が決定していしまいます。

手術当日の検査で逆子が治っていたら、普通分娩に変更するとのことだったので、最後まで諦めず逆子体操を試みましたが、

逆子のポジションが余程気持ちいいのか動いてくれませんでした。

帝王切開手術を1週間後に控えたある日

1週間後に帝王切開を控えたとある休日でした。

朝方、妻に起こされるとお腹が痛い…

病院に電話しよう!と筆者は言いましたが、妻は多分「前駆陣痛だから大丈夫」と聞きません。

3日前に検診に行っており、その時は問題なく、前駆陣痛が起こるかもと話がありその症状と似ていた為、少し様子を見ることとなりました。

しかし、痛みは強まり、怖くなった筆者は妻の言うことを聞かずに、病院へ電話しました。

「妻がお腹が痛いといっているんですが…」

「〇〇さんって確か逆子だったよね?旦那さん、すぐに病院へ連れてきてください!」

先生が慌てるくらいだから、結構ヤバい状況であることを理解しました。

妻をすぐに車に乗せ、急いで病院へ向かいます。

当時はコロナ禍で夫である筆者すら病院内には入れません。

妻を病院の玄関で下ろし、車内で連絡を待ちます。

病院に到着してから15分後でした。

妻からの電話がなります。

「病院に入ってきて…」

少し元気のなさそうな声でそう言いました。

コロナ禍で夫すら入ることができない状況で院内に入ってこいとは、ただごとじゃないことが起こっている。と思いました。

究極の選択を迫られる

院内に入ると、看護師さんが筆者のもとへ走ってきて「〇〇さん!こちらです!」と慌てて案内されました。

そこには、ベッド上で寝る妻と先生がいました。

「〇〇さん、今、本陣痛が来ていて、子宮口が3センチ開いている状態です。逆子なので一刻も早く帝王切開をしないと危ないです」

「手術をする場所なんですが、総合病院へ救急車で運んでするか、ここでするか選んでください」

「ここでは今すぐに手術ができますが、小児科医がいない」

「総合病院では、少々時間がかかるが、小児科医がいる」

妻に選択を委ねたところ「ここで産みたい」とのことでした。

やはり、最初から通っていた産婦人科だったので愛着があったのでしょう。

立ち会い禁止の緊急帝王切開が始まる

予定通りの帝王切開であれば、夫の立ち会いが可能でしたが、緊急で慌ただしくなる為、夫である筆者も外で待機となりました。

とにかく元気な産声を上げてくれ!と祈っていました。

まだかまだかと待ち侘びていましたが、時計は5分しか進んでいません。

時間が止まったかのように時の流れが遅くなりました。

20分たったときです。

看護師さんの声が聞こえてきます。「がんばれ!がんばれ!」

恐らく生まれた赤ちゃんに言っているんだと思いました。

筆者も「がんばれ!がんばれ!」と神に祈りました。

「オギャーオギャー」と我が子の力強い産声が耳に突き刺さりました。

それと同時に看護師さんや先生の「よかった、よかった、頑張ったね」と声が聞こえてきます。

産声と看護師さんの声で安心した筆者は人目をはばからず、涙しました。

まだ、赤ちゃんにも、妻にも会っていないのに。

赤ちゃんとの初対面

産声が聴こえて10分くらいたったころ、看護師さんに「おめでとうございます!部屋の中へどうぞ!」

と言われ、部屋に入るとそこには小さな小さな赤ちゃんが保育器の中で寝ていました。

赤ちゃんと対面した時は涙は出ず、終始笑顔でした。

あまり父親になった実感はありませんでしたが、一生懸命生きる姿がとても愛おしく感じたと同時に心配事が無事に終わり、どっと疲れました。

まとめ】逆子の陣痛には要注意!

以上が、緊急帝王切開で息子が生まれた日の出来事です。

先生からは、もう少し遅かったら赤ちゃんは助からなかったかも、と言われるほどヤバい状況でした。

通常の陣痛とら違い、逆子の陣痛はとても危ないということを聞き、もっと早く気づいてあげればよかったと後悔しました。

これから帝王切開を控える妊婦さん、そして旦那さん、逆子の陣痛と思わしき状況になれば、すぐに病院へ電話してください!